ワコール健康保険組合(株式会社ワコール)様
導入事例

従業員やご家族の健康を守るためには、健康診断のアップデートが大切。
多くの健診機関とのネットワークが魅力。課題や要望に真摯に向き合ってくれる姿勢に満足。

ワコール健康保険組合 

健康開発チーム 吉田紘子さま
ワコール健康保険組合は、全国でワコール製品の販売を行うBA(ビューティーアドバイザー)を中心とする株式会社ワコールの従業員の健康診断に関わる業務を行っています。
健康開発チームは、9名の保健師で構成されており、従業員とその家族に向けての健康診断の通知や進捗状況の管理に加え、検査結果に基づく二次検査などの事後措置を担当しています。
※2023年2月10日取材
※LSIメディエンスの健康診断サポート事業は、
ウィーメックス株式会社に2023年4月1日付で事業承継されました。

導入の背景
  • 従業員が日本全国にいるため、健康診断を受診しやすい環境づくりが重要だったが、健診機関への交渉・契約に係る業務量などには課題があった
導入の決め手
  • 受診できる健診機関は、全国に約2,900施設と多く、円滑に受診先の拡大ができた
  • 従業員やご家族への健診案内の作成・郵送などの負担が大きかった作業なども委託できた
導入後の効果
  • 健診機関の選択肢が広がったことやウェブでの予約が可能になったことが起因して受診率の向上につながっている
  • ご家族の受診率が約60%から約77%まで向上した
  • ウェブ画面上で予約状況を確認できることで、受診勧奨や事後措置の対応が早く行えている

導入の背景

日本全国に点在する従業員のために、いかに受診しやすい環境を作れるかが課題

ワコールは日本全国にBAと呼ばれる販売員を中心として、5,300人ほどの従業員を抱えています。従業員の健康管理や法令順守の観点から、健康診断の受診率100%を実現するためには、いかに受診しやすい環境を作れるかが課題でした。

「都心部であれば健診機関も多くあるので従業員も受けやすいのですが、都心部以外にも拠点が点在しており、職場や従業員の自宅近くなど、幅広い受診先が必要です。健康診断のために遠方の病院まで出かける必要があると、受診を控えてしまう方が発生する可能性もあります。とはいえ、私たちが受診先を増やすために日本全国を回ったり、1つ1つ電話で交渉したりすることはできません」(吉田氏)

多くの従業員やその家族に向けて通知を出すなどの膨大な量の事務作業にも悩んでいました。

健康診断の通知を出す時期は、その作業に膨大な時間がかかります。なんとか事務作業を効率化して、事後措置などの他の業務に集中したいという気持ちがありました」(吉田氏)

導入の決め手

受診できる健診機関は、約2,900施設と多く、様々な事務業務をおまかせできることが採用の決め手

日本全国での受診先拡大も含め、事務作業を依頼できるサービスを探していました。

「受診率の向上や管理側の業務効率化のため、複数社のサービスを比較検討しました。そのなかでも、LSIメディエンスさんが提携する健診機関は、2,900施設以上と多く、日本全国を網羅していることからも当社にぴったりだと感じました」(吉田氏)

健康開発チームでおこなっていた従業員やそのご家族への健康診断の通知の作成・郵送など、事務作業の部分についても代行できるようになりました。

従業員だけでなく、そのご家族分の健康診断の通知作業は負担でしたが、LSIメディエンスさんの『総合健診支援サービス』では、そうした作業の大部分をお願いすることができるようになりました。それにより、他の作業に割く時間が増え、業務が効率化されたことを実感しています」(吉田氏)

総合健診支援サービス(企業向け)の詳しい資料はこちら

導入後の効果

健診予約の方法も充実し、従業員やご家族の受診率が向上

ウェブで健診予約できるようになり、従業員からも好評でした。

「これまでは電話でしか健診予約ができなかったのですが、電話に加えてウェブでの予約ができるようになりました。これは、電話に比べて出勤前や帰宅後といった時間帯でも思い出した時にすぐに行うことができるため、従業員からも好評でした。健診機関の選択肢が広がったことやウェブでの予約が可能になったことが起因して受診率の向上につながっていると感じています」(吉田氏)

受診を促すハガキの作成・発送など、受診率向上に直結するサービスにも満足しているといいます。

「やはり、受診を促すことで思い出してもらえるケースが多いです。サービス導入前も従業員やご家族に対して受診の勧奨は行っていました。特にご家族への勧奨は、従業員を通じて口頭などで伝えてもらっていましたが、サービスを導入後は、ハガキによる通知に変更しました。自宅にハガキが届くことで、より真剣に受け止めてもらえるようになったと感じています。それは数字にも表れておりまして、ご家族の受診率が昨年度は6〜70%だったところ、今年度は77%まで向上しました」(吉田氏)

予約状況が簡単に確認できることで、事後措置の対応も効率化

『総合健診支援サービス』を導入する前は、従業員の健康診断の予約状況などをすぐに確認することができませんでした。

「以前は、健診の予約管理などをお願いしていた会社に依頼をして受診者リストをもらうという流れでしか確認できませんでした。そのため、二次検査受診のお知らせなどの事後措置の対応を早めに行いたいと思っても、状況確認の連絡が数日後になることもあり、段取りがスムーズではありませんでした」(吉田氏)

サービス導入後はすぐに状況を確認することができるようになり、作業が効率化されたといいます。

「現在は、予約状況を画面上ですぐに確認できるようになりました。そのため、業務の合間に事後措置の準備ができるようになりました。受診の案内など、メンバー全員に同じ情報を共有できるようになり、作業が本当にスムーズになりました。また、予約のタイミングもわかるようになったことで、「受診勧奨の通知のあとは増える」「繁忙期は少ない」など数字で傾向がわかるようになりました。その情報を参考にしながら、通知の頻度やタイミングを考え、受診率を向上させるための工夫をしているところです」(吉田氏)

今後の展望

要望に真摯に向き合ってくれるLSIメディエンスとともに、さらなる健診内容の充実に向けて今後も注力したい

女性従業員が多いことから特に婦人科検診は大切にしています。従業員の健康を守るために、今後も健康管理に注力したいと思います。

「従業員の健康を守るためには、健診内容や質についても重要だと考えています。たとえば子宮頸がん検診などにおいては、女性の医師が担当する施設で受診できることや、検診方法も指定するなど、こだわっています。そうしたこちらの要望にもLSIメディエンスさんは真摯に向き合ってくださいます。また、受診項目を細かく設定しているため、受診コースの種類もその分あるわけですが、迅速に対応いただけるので、本当に感謝しています。そうしたLSIメディエンスさんのサポートがあり、従業員の健康管理に注力できていると思います」(吉田氏)

LSIメディエンスが真摯に対応してくれるからこそ、今後もパートナーとして一緒に進めていきたいことがあるといいます。

「これまでもLSIメディエンスさんと一緒に、年齢や性別等によって健診内容も細かく設定してきましたが、従業員により健康に過ごしてもらえるように受診項目を充実させることや、受診先の拡大などを検討しています。こうしたことを考えられるのもLSIメディエンスさんなら、きっと一緒に考えてくれると思えるからです。ちょっとした疑問にも真摯に回答いただけますし、営業の方からシステム担当の方までしっかりと連携されており、安心して相談ができています」(吉田氏)

関連記事

CONTACT

健康診断の運用を見直してみませんか?
まずはウィーメックスにご相談ください。

お電話でのお問い合わせはこちら
平日9:00~17:45
ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください
お役立ち資料は
こちらから